浦和S邸 大工工事
浦和S邸は先週末、大橋棟梁の大工工事が終盤を迎え、今週から内装工事がスタートしました。
1月の上棟から4ヵ月間、タイトスケジュールの中、棟梁には毎日遅くまで作業頂きました。
浦和S邸はアトリエKUKKAの8棟目の住宅。
折れ屋根による多面体の天井構成、スキップフロア、和室や小上がりなどの内部造作、窓廻りのしつらえ、屋根抜けテラスや深い軒など、内外に渡り手間を要する密度のある住宅で、大工さんの技量に頼る部分が沢山あった様に思います。
その中で当社の設計意図を汲みながら、一つ一つ丁寧に綺麗に作って頂いた大橋棟梁には感謝の気持ちでいっぱいです。
「図面は設計さんからのメッセージだから」とのお言葉が印象的で、造作が進む中、ものづくりを通しての感動的な場面や勉強させられる箇所がありました。とても有意義な4ヵ月でした。
設計者としての想いがやや入っているきらいもありますが・・・
大橋棟梁、本当にお疲れ様でした!ありがとうございました。
さて、今週から本格的に漆喰やクロスなどの内装工事がスタート。造作キッチンやタイル貼り、障子などの建具もGW明けにかけて進みます。
平面図だけでは読み取れない立体的で、光がキレイに廻り込む面白い空間になっているかなと思うので、仕上がりも期待できますね!
竣工まで1ヵ月程、榊住建の今川さん、職人の皆さま、どうぞよろしくお願いいたします。